1913年、イギリスのコーンウォール地方にて発見された体内に無数の雪の結晶を宿している謎の生命体。
恒星の周りを回る惑星のように、きらきらと光る雪の粒が体の回りをゆっくりと回転している。
1914年、研究のためチャールズ・ガブリエル=セリグマン教授に引き取られ、雪の子供と名付けられ育てられる。
発見当初は人間の言葉を全く理解できなかったが、セリグマンの努力もあり数年ののち日常的な会話は理解するようになる。
しかしながら、1942年に謎の消失を遂げるまでの29年間、言語はひとことも発さなかった。
 神の使いか?悪魔の使いか?はたまた地球外生命体か?
雪の子供と名付けられた生物の存在が何であったのかは依然として不明のままである。


The Snow Child(雪の子供)

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