ヴァルダラシュにある透明なガラスドームの劇場では、夜ごとに様々な演劇が上演され街の娯楽のひとつとなっている。
『透明な庭の隠れ家』は、マッシモ・ドルトフスキの小説をもとにした戯曲で、没落貴族の美しい女性と、従者の男性との身分違いの悲恋を中心に、荒廃した古城を舞台に貴族たちの陰謀と策略が渦巻く様を描いた物語で街人に人気の演目である。
このちいさな壜は万屋にて土産物として売られていたものをハリバが入手したものである。
舞台第四幕冒頭『海に浮かぶ椅子』の場面が壜の中に再現されている。


透明な庭の隠れ家(海の上の椅子)/ The Hideout of Transparent Garden(Chair Floating in The Sea)
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