一点


一生を費やしても数えきれない星星の輝き

手の平に流れる血液と、君が知っている本当のこと

深夜のラジオから、流れ出すありふれた愛の歌

それは今も昔も変わらない言葉で綴られている

夏への扉を開けたハインラインは未来にたくさんの希望を詰め込んだ

君がこの世界に、

未来に、

残すことのできることはいったい何だろう?

正直な言葉で伝えられる思いはいったい何だ?

星星の瞬きにも負けない

君の心にいつまでも残りつづける永遠の意味

それは

宇宙の中のとても小さな塵のような一点

君の知る宇宙の中のとてつもなく大きな一点
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