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20世紀初頭、突如現れた双子の若き天才イリュージョニスト、エミール・マルゾ&パイ兄弟。
素行不良で、観客とのトラブルが絶えなかったが、マジックの腕前は一流で当時、伝説の奇術師フーディーニをも凌ぐほどの人気があったといわれている。夜空から大量の星を降らせる『星粒の犯罪』、本物のマッコウクジラに飲み込まれ、
見事脱出してみせる『ヨナの鯨』など、スケールの大きな演目が好評を博した。
人気絶頂の1904年、ショーの最中に舞台上からこつ然と姿を消した彼らの行方は、未だ謎のままである。
双星の奇術師 エミール・マルゾとパイ / Twin Star Illusionists Emile Marzo & π
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